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皆さんこんにちは、主夫トレーダーのMasaruです。
本日は日本時間2022年7月28日3:00に発表されたFOMC政策金利と声明発表について書いていこうと思います。
まず、FOMCの結果としては、0.75%の利上げとなり予想通りの結果に、ドル円は発表直後大きく下落し一時136.80銭付近まで下げましたが、その後137円台へすぐ戻り、パウエルFRB議長の発言までは緩やかに下落をしていった感じとなります。
声明発表では、
- 最近の消費と生産の指標は軟調に推移している
- ここ数ヶ月の雇用増加は堅調で、失業率は低水準にとどまっている
- インフレ率は、パンデミックに関連した需給の不均衡、食品・エネルギー価格の上昇、およびより広範な物化情勢圧力を反映して、依然として高い水準
- 委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す
- これらの目標を支援するため、委員会はフィラデルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを2.25ー2.50%に引き上げることを決定し、目標誘導レンジの継続的な引き上げが適切になると予想する
- 委員会は、5月のバランスシートの規模を縮小するための計画に記載されているように、保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券を引き続き削減する
- 委員会はインフレを2%の目標に戻すことに強くコミット
- 金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後ももたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する
- もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある
- 委員会の評価は、公衆衛生に関する情報、労働市場の情報、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する
- 今回の金融政策決定は全会一致
このような声明が発表されております。
その後、パウエルFRB議長の発言が03:30〜開始された瞬間にドル円は137.45銭付近まで一気に上昇、パウエルFRB議長の発言の内容としては
- インフレを低下させることが不可欠
- 利上げのペースはデータ次第
- 必要に応じて、より大きな動きを躊躇しない
- ある時点で利上げ速度を緩めることが適切であるだろう
- いずれ利上げペースを落とすのが適切となる可能性が高い
- 会合ごとに新たな判断すべき時期に来ていると思う
- 緩みを作るために経済成長の減速が必要
- いつ利上げを減速させるか、まだ決定していない
- 金利の見通しは6月時点の予想とほぼ一致
- ソフトランディングはここ数カ月でより困難になってきている
などの発言があり、上昇したものの今度は逆にドル円が大きく下落、ドル円は一時上昇してから100pips以上下落しております。
また、22022年7月28日14:45現在では、ドル円は1ドル=135.45銭まで値を下げており、昨日のFOMCから現在まで200pips以上も下落している状況となっております。
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