皆さんこんにちは、主夫トレーダーのMasaruです。
タイトルにもある通り、今回は3歳児のバス置き去り事件を受けて私が感じた事と、子供にどう対策をすれば良いのかを考えてみましたのでバスで送迎しているママさん・パパさんの参考に少しでもなれば幸いです。
3歳児バス置き去り事件を振り返る
まず、この事件は静岡県牧之原市の認定こども園【川崎幼稚園】で発生、当時こども園に通う3歳児の女児がバス内に取り残され、熱中症で亡くなった事件となります。
子供を持つ親としては、このニュースを見た時に涙が止まりませんでした。
何故このような悲惨な事件が起きてしまったのか、それは園のチェック体制の不備によるものでした。
バス車内での確認・朝の会・部屋を移動する際・給食時・登園の確認・保護者への確認など様々な確認する場があったにも関わらず、これらの確認をすり抜けて子供がバス内に取り残されるなんてことは絶対にありませんし、決してあってはならない事です。
1年前にも福岡県で5歳の園児が通園バスに取り残され熱中症で亡くなる事件もあり、最近でも同様の事件が複数確認されております。
園は危機感を持って管理体制自体しっかり見直すべきところのはずなのにどうして?と思わざるを得ない事件となっております。
この事件を受けて私が思うこと
ここからは私がこの事件だけでなく、バス置き去りに関して思う事を書いていきます。
私のところは子供が3人いて、長男が3月までバスで幼稚園に通っていたので、正直このニュースが報道された時は本当に悲しい事件だなと思いましたし、バスで通わせるのも少し躊躇ったこともあります。
しかし、全国の園では基本的にしっかり危機管理がしっかりされておりますし、上記のような事件の園の方が稀だと思っているところでもあります。
こういう悲しい事件は2度とないようにして欲しいと心から願っております。
子供が車やバスの中に取り残されたらどうすれば良いのか?
万が一自分の子供が車やバスの中に取り残されてしまったら?
そう考えるだけでもゾッとしますが、子供にはそういう場合にどうすれば良いのかを教えておく必要があると思います。
園では避難訓練等を実施しているのと同じで、今回のような事件が何回も発生しているところを見ると、車やバスに取り残されてしまった場合の避難の仕方も子供に教えておく必要があるでしょう。
そこで、今回は子供でも出来る車やバスに取り残されてしまった場合の避難方法をいくつかご紹介していきますので、ママさん・パパさんは子供に教えておきましょう。
クラクションの鳴らし方を教える
まず絶対に教えて欲しいのは、車やバスのクラクションの鳴らし方です。
締め切った車やバスの中で大声を出しても、人が車やバスから離れていると気づかないことが多いです、そこで子供にはクラクションの鳴らし方を教えておく必要があります。
また、腕力がない子供でもクラクションを鳴らす方法があり
- 立ったまま水筒をクラクションに押しつける
- クラクションにお尻で座る
などがあります。
※ただし、練習させるのに人の迷惑にならない場所での指導が必要です。
ハザードランプの付け方を教える
クラクションより効果は薄まりますが、ハザードランプをつけたままにしておくことで園の方や周りの人が気づいてくれます。
もちろんクラクションに比べると、気づかない事もあるかもしれませんが普段車に乗っている人はハザードランプに比較的気付きやすいと思います。
万が一子供が車やバスの中に取り残されてしまった場合に有効な手段だと思いますので、子供に教えておくと良いかもしれませんね。
窓やドアの開け方を教える
車やバスの窓・ドアの開け方を子供に教えておくことも車の中に取り残されてしまった場合に有効となりますので必ず教えておきましょう。
車によっては手動・自動があると思います。手動であれば回せば窓を開けることができますので教えておいて損はないです。
自動の場合やロックがかかっている場合はどうしようもないので他の手段で脱出しなければなりませんが、手動やロックがかかっていない場合は脱出できる可能性があります。
ママさん・パパさんは万が一の為に子供に教えておきましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか?
子供が熱中症などで命をなくす事がない様、私たちも子供達から目を離さないことが重要となってきます。
子供が亡くなるニュースはもう見たくないですし、今後同様のニュースで悲しい気持ちにはなりたくないですね💦
子供をバスで登園させているママさん・パパさん、また車に子供を置いて買い物や用事で車から離れてしまっているママさん・パパさんはもう一度この悲惨な事件を振り返ってください。
ちょっとしたことかもしれませんが、子供にとっては命の危険があるということを十分に理解して行動する様にしましょう。
最後になりますが、全国の園では今一度送迎バスで子供が取り残される事がないよう確認の徹底を、また万が一取り残された場合でも脱出方法を子供に指導するようにして2度とこのような事件が起きない事を願います。