皆さんこんにちは、主夫トレーダーのMasaruです。
皆さんは【雇用統計】という言葉聞いたことありますでしょうか?
雇用統計とはアメリカの景気を探る上で欠かせない雇用情勢を示す指標で、全部で10項目あります。その中でも重要度されているのは【非農業部門雇用者数】【平均時給】【失業率】の3つとなり
米国雇用統計の発表日時とスケジュール(2022年)
発表日
毎月第1金曜日(原則)
発表時間
◆夏時間:21:30 ◆冬時間22:30
※米国の雇用統計は世界中のトレーダーが注目している重要指標でもあり、発表前後は相場が大きく変動する
スケジュール(2022年版)
月 | 日 | 月 | 日 |
1月 | 7日 | 7月 | 8日 |
2月 | 4日 | 8月 | 5日 |
3月 | 4日 | 9月 | 2日 |
4月 | 1日 | 10月 | 7日 |
5月 | 6日 | 11月 | 4日 |
6月 | 3日 | 12月 | 2日 |
米国雇用統計の内容
米国の雇用統計はその名の通り雇用に関する10数項目からなっております。
- 非農業部門雇用者数
- 失業率
- 製造業雇用者数
- 週労働時間
- 建設業雇用者数
- 金融機関雇用者数
- 小売業雇用者数
- 平均時給
など、他にも合わせて10数項目あります。
この中で、重要視されているのが【非農業部門雇用者数】【平均時給】【失業率】の3つとなります。
非農業部門雇用者数とは
非農業部門雇用者数とは、農業部門を除く産業分野で、民間企業や政府機関に雇用されている人の数で、自営業や農業従事者は調査対象に含まれません。雇用されている人の数が多ければ多いほど個人消費が拡大、逆に少なければ少ないほど個人消費が減少するので、景気動向を判断する重要な指標となり雇用統計時には注目されやすい指標の一つとなります。
平均時給とは
平均時給とは、農業部門以外の主要産業の1時間当たりの平均賃金と、その増減をまとめた指標になり、平均賃金が伸びれば個人消費に拡大に繋がり、逆に平均賃金が伸びていなければ個人消費の減少に繋がっていきますので、景気動向を判断する重要な指標となり雇用統計時には注目されやすい指標の一つとなります。※求職活動を諦めて過去4週間以内に求職活動をしなかった人は失業者と見なされません。
失業率とは
失業率はアメリカ国内の労働力人口(16歳以上の働く意志を持つ人達)のうち、失業者の占める割合の事で、その増減とともに公示されます。失業率が上昇した場合個人消費が減少し、失業率が下落した場合個人消費が増加するので、景気動向を判断する重要な指標となり雇用統計時には注目されやすい指標の一つとなります。
まとめ
如何でしたでしょうか?よく雇用統計!雇用統計!などと、FXなどをやっているトレーダー達は騒いでいるのは、米国の雇用統計は全世界の指標の中で最も注目されている指標の一つだからです。
この米国雇用統計時に狙ってトレードをしているトレーダーも居れば、相場の変動が大きい為トレードに参加しないといったトレーダーも居ます。
もし雇用統計発表時に参加する場合は、普段より大きい値幅を狙えるチャンスであると同時に大きい損失を出す可能性がある事も十分に理解した上で参加しましょう。